【2歳未満】
頬や口のまわりに紅斑や丘疹が出てきます。
皮疹はジクジクしているのが特徴で、やがて首や膝の裏側、
ひじの裏側、手首、 足首などといった屈曲部に皮疹があらわれてきます。
【2〜12歳】
屈曲部だけではなく、身体全体に皮疹が増えてきます。
またアトピー性皮膚炎の特徴的な乾燥肌となり、
カサカサになりむけてきます。
屈曲部などのできやすく掻きやすい部分は、
皮膚がゴワゴワと硬くなる苔癬化がみられるようになり、
同時にこのころから色素沈着もできてきます。
このころには、耳の周囲の皮膚が切れるようにもなってきます。
顔には、皮膚の一部だけが白くなって、
カサカサした症状になる「はたけ(単純性粃糠疹)」が
でることもあります。
【〜思春期以降】
顔や首、胸、背中、肘の裏側など、
上半身にとくに強い症状があらわれてきます。
眉毛が抜け落ちたり、「アトピー性の赤ら顔」といった
独特の赤みを帯びた顔になったり、
口の周りに色素沈着がおこったりします。
